当協議会について

一般社団法人 福井県建築士会は、
社会貢献活動組織として「ふくいヘリテージ協議会」を平成26年に設立しました。

「ふくいヘリテージ協議会」は “ふくいヘリテージマネージャー”を中心に62名(R2年5月25日現在)が入会しています。本団体の目的や活動に賛同する個人や団体へも入会を呼びかけています。

“ヘリテージマネージャー”とは、公益社団法人 日本建築士会連合会の指針によれば、「地域に眠る歴史的建造物を発見・発掘し、保存し、活用して、まちづくりに活かす能力を持った人材」と定義しています。
長く続いたスクラップ&ビルドの時代から、地域に眠る歴史文化遺産を発見・発掘し、保存、活用を推進することによりストックを活用する時代となりました。このような時代認識のもと、「ふくいヘリテージ協議会」は、次のような活動と交流を通して地域固有の風景を回復しつつ、誇りの持てる地域づくりに貢献していきたいと考えております。

  1. 古民家所有者や歴史的建造物所有者からの保存・活用に関する相談等に応ずること
  2. 行政諸団体と連携・協力して具体的な成果物を作成する活動
    • 「県・各市町の歴史文化資産台帳作り」への支援・協力
    • 「県・各市町の歴史文化資産を文化財として登録する活動」への支援・協力
    • 「県・各市町の歴史文化遺産を地域おこし、まちづくり、景観づくり、観光振興等に活用する活動」への支援・協力
  3. 他団体とのネットワーク
    • 本団体の活動に賛同する他団体との交流及び相互に情報の共有を図ること

当協議会は、これらの活動を確実・適切に実行していけるよう、会員の資質と能力向上のために次のような諸事業を実施してまいります。

  1. スキルアップ研修会、講習会、見学会、講演会の開催
  2. 自主的な活動の場として
    • 研修部会
    • 構造部会
    • 登録部会
    • 伝統技能継承部会
    • などによる具体的な活動

当協議会は、ヘリテージマネージャー認定者以外の方でも、主旨に賛同していただける方は準会員として入会していただくことを推進しています。
興味のある方は、気軽に地区世話人または事務局長にお電話ください。(会員名簿を参照ください。)

以 上

“ふくいヘリテージマネージャー” とは
(一社)福井県建築士会が、(公社)日本建築士会連合会の指針に基づき「ヘリテージマネージャー養成講座 全講義 60 時間」を開催し、その全てを受講し所定の成果物を提出して養成講座を修了したと認定された者へ“ふくいヘリテージマネージャー認定証”を交付します。その認定証を受けた者を“ふくいヘリテージマネージャー”と呼びます。



ヘリテージ協議会 活動概要